ハイブリッドローラーから3本ローラーに変えてみて・・・
いよいよ冬将軍がやってまいりました。
寒い中でも乗れるときにはできる限り外で乗っていますが、もうそろそろ限界となってきそうです。
こんな時は、南にお住まいの方が羨ましくなります。(夏になるとここで良かったと思う身勝手)
さて、外で乗れないこれからの季節に活躍するのがローラー台です。
前にも書きましたが正直ローラー台を何時間も乗るということは精神的に無理なので(外だと何時間も乗れるのですが、不思議なものです。)1時間程度の練習となりますが、体力維持と体調管理は冬のうちと考え我慢ですw
そんな中、最近までハイブリッドローラーを使用していましたが、体幹トレーニングを重点的に行いたいと考え基本の3本ローラーを購入して乗り始めることにしました。
3本ローラーに乗ろう!
3本ローラーにしてどうだったかというと、はっきり言ってかなりショックでした。
最初の20分くらいは片手が壁から離せないほどフラフラ・・・・そもそも手をついていてもタイヤが外れるレベルで最悪(心が折れそうになりました)
格闘に格闘を重ね、壁に手を添えて安定してきた頃に、勇気を出して壁の手をハンドルへ誘導!
2回くらい転倒しそうになりましたが、なんとか乗ることができました。
自転車に降り始めて約2年と半年、少しは体幹もできていたのではないかと鷹を括っていましたが、全くできていなかったのが現実だったようです。
こればっかりは3本ローラーでしか確認することはできません。
ある意味変えたことで実態が把握できたことが一番の収穫だったと思います。
3本ローラー台に変えたことによる効果?
そうは言ってもその日のうちに概ね安定して乗れるようになり、約1時間強、距離で40kmを走ることができました。
最近は陽が沈むのも早く、仕事から帰ってから外に出ることができないため、数日連続で平均して40kmほど乗るようになって、久しぶりに外に乗る機会がありました。
実際に外を走ってみたときの感想としては、はっきりと今までとの感覚の違いが分かるんですよ!ほんとに・・・・
バイクに乗って少し進んだところで、すごく安定して走ることに気づきました。
なんと言っても白線の上をブレずに進める!
3本ローラーは負荷こそはかからないものの体幹を鍛えるというところでは物凄くいいのだと実感しました。
速度が上がるとか体力がつくとかっていう部分では特に感じることはないのですが、やっぱり基本的なところからしっかりと押さえて行くということが大事とは思うので今回は思い切って乗ってみて正解でした。
もっとも、そんなに乗っているわけではないのでまだ体に染み付いているということはないのですが、これから冬になり、自分が住んでいるところは深い雪に包まれるので、必然的にインドアトレーニングが主体となることからじっくりと基本をマスターしていければと考えています。
そして、冬が明けて春が来たときにどのくらい効果が出ているのかまた自分お身体で確認したいと考えています。
後、3本ローラーの場合は体力の増強というところでは どうも難しそうで、重いギアで思い切りぶん回すということはできません。たまにはパワー系に振ることも大切かと思うので、塩梅を考えながらやっていきたいと思います。
総括
そして、最後に、総括として3本ローラーは絶対にやるべきと思います。きっとスマートローラーとかもいいとは思いますが、併用も含めてやる意義があると思います。
まだの人はぜひ検討してみてください!
今年最後のヒルクライムは渋峠
信州の温かい時期はあっという間に過ぎ去りますw
渋峠へ!
さて、少し日が経ちましたが乗っていなかったわけでなく、単に書くほどのライドをしていないというだけのことです。
距離だけなら現在1月から1万キロを乗っていますが、最近3本ローラーを購入し乗ってみて、全く体感ができていなかったことを痛感しています。
そんなわけで、信州の温かい季節も過ぎこれから雪降る季節の到来となります。その前におう一度山に登ろうと思い職場の同僚と近間では1番のヒルクライムとなる渋峠に登ることにしました。
季節も10月下旬となると上は氷点下になるほどなので身支度は秋冬装備です。
自分は、渋峠の麓の山ノ内道の駅まで25km程度なので自走で向かいましたが同僚は道の駅まで車なので合流のためしばらく待ち。
太陽が降り注ぐとても気持ちの良い天気でこれからのライドが楽しみになります。(後で後悔しますw)
しかし、太陽の日差しが遮られるとひんやりとして肌寒い状態です。これから登るのが2100mのところで、今はおおよそ650mくらいなので、ここでここまで寒いと火が当たらなかったらどのくらい寒いのか・・・と少々心配になりました。
ヒルクライム開始!
そして、同僚が到着し、早速ヒルクライム開始!
登る距離はおおよそ27km、それなりのロングヒルクライムで、同僚はまだここまでの上りをやったことがないため少しゆっくり目に進みます・・・・と思ったら存外最初から結構飛ばす同僚「最初に飛ばすともたないよ・・・」と思いつつついていくとやっぱり2kmくらいで失速してました。
慣れていないとどうしてもはやる気持ちが先行してしまうのはよく分かりますし、自分もそうでしたw懐かしぃ!
渋峠は途中に緩いところがある他は概ね7〜10%の坂が20km続く結構長い坂です。個人的には乗鞍よりもきついイメージがあります。(乗鞍も松本駅からとかならきついでしょうけど)
山の中腹は紅葉も綺麗に映え何度か自転車を止めて絶景を楽しむことができます。自転車ならではん楽しみ方です。
実際、車はどこもかしこも混んでいて路駐状態があるほど、はっきり言って自転車を避けるよりも路駐を避けるほうが邪魔なのはいうまでもありません。
約10kmほど登ったところにあるループ橋からの眺めは本当に綺麗で、ここでゆっくりと景色を眺めることができない車は本当にかわいそうだなと感じます。(いや自分も車に乗りますし、車好きです。車には車のいいところがありますよ。)
ラストスパート!
そして、さらに10kmほど進み標高は1500mくらいのところ、熊の湯温泉で同僚を待つついでに一休み。
ふとこれからいく先を見上げるとなんか見慣れない山の色・・・・・「白い」・・・そうです、これからのぼる2000mのところは雪が降ったようなんです。
今日は、午後から天気が下り坂になるということなので、時間的に少々不安に感じながら同僚と合流して最後の7kmを進みます。
ここから7kmは勾配はやっぱり5〜10%の葛折りの坂を登るのですが、2000m付近になると植生限界を迎えるため遮るものがないため冷たい風が直に体に突き刺さります。
最初は横手山のドライブインで少し休む予定でしたが、観光客の車でごった返していたので同僚には悪いと思いましたがそのまま進むことにしました。
そして、横手山から約1.5kmを上り、国道最高地点に到着です。
新しいバイクになって初めての登頂でしたが、喜ぶよりも寒さをなんとかしたいという気持ちが先行し、感動も薄まってしまいました。それもそのはず頂上のドライブインにある時計を見ると0度になってる・・・
そりゃ、見る人見る人すごい好奇な目で見て行くわけだw
写真をとった後すぐにマイナス1度になったのはここだけの話ですが、同僚と話をして、ゆっくりするのは危険と判断して昼を済ませてすぐに降ることにしました。
まぁ、地獄の如く寒かったのはいうまでもありませんが・・・・
渋峠とか概ね2000mを超える山は10月になったらある程度冬支度をして登ることをみなさまには推奨いたします。
そして、下山して中野市の駅前でスウィーツを食べて腹を満たしましたが、疲れからか生クリームが胃を直撃して最後はちょっと気持ち悪くなったのはいうまでもありませんw
いや、美味しかったんですよ!
歳を感じてここでもショックを受けるアラフィフ親父でしたw
さて、いよいよ乗れる時間も限られてきました。
今後は家乗りが多くなってストレスがたまる時期の到来です。
できるだけ晴れた日は乗るようにしたいですね。
国道19号経由から美ヶ原高原美術館を巡る
ようやく暑さも和らいだかと思ったら、一気に気温が一桁まで下がっていくと言う山の宿命
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、この季節になると寒暖差が激しくなり体調を崩しやすくなります。
また、自転車に乗るにも服装に悩む時期でもあります。
特に巨漢な男にとっては着る服も限られ世知辛い自転車世界の洗礼を受ける時期にもなります。(自分のせいですがw)
そうは言っても暑さに弱い自分にとっては動きやすい時期であるのは確かです。ニューバイクになり、近隣は走ったものの本格的なロングをあまりやっていなかったのも確かだったのでこの時期を待って実行です。
国道19号から松本城を見て、アゼリアラインを登る
昨年までは日本海方面の道路主に走りましたが、今年はどちらかと言うと内陸方面・・・長野県中部方面を走ることにし、第1段として国道19号から松本城をかすめ美ヶ原を抜けるルートを走ります。
午前4時30分頃信濃町を出発し、国道19号を南下、松本城までの約100kmを約3時間30分(休憩込みで約4時間弱)で走り抜けます。
土曜の早朝ということもあり交通量も少なく非常に快適なライドにこれからの地獄のような坂を味わうことなど予想もしませんでした。(いや知っていましたが)
松本城で少し休憩し、そこからアゼリアライン(だっけ?)に入り、ウィーナスラインを目指しますが、松本城から約30km以上登りとなる過酷な状況、世間の坂ばか(変態)連中なら懸垂ものなんでしょうが、重量級の男にとっては修行のほか何者でもありません。
特に国道19号を平均で30km弱、上り以外では40km近くで進んできた男にとってはこれからの失速は耐えがたい状況・・・・のはずなのにのぼりを選ぶのは信州育ちの性なんでしょうか?
はい、目の前はもう壁だけです。
ヘアピンを過ぎると楽になると言い聞かせながら、何度も裏切られ、そして目の前に続く坂に精神をズタボロにされます。
結局途中で足をつき休んだんですが、自慢ではないですが、大抵は足つきはない中で、今回は特に足への疲労というか前に進まない抵抗のようなものを感じながらペダルを漕いでいました。そして足つきして休憩し、心が折れかかったところで、重く感じていた理由が分かったんです。
「スローパンク」
いろいろなところで書かれたりしているんですが、後輪がまさしくこれを起こしていました。
足をついて休み、さて出発と思ったところで気づきました。
そう言えばガンガン進んでいる時に道路の段差で少し嫌な音がした時がったので多分その時にリム打ちをしたのかと思います。
空気圧がなくなってきてからのヒルクライムだったので、思ったように進まなかったんですね。
早速チューブを交換し再出発したところ、パンク修理で休んだこともありますが、かなり楽になりました。
世間の坂ばかの皆さんもロングを楽しむ変態の皆さんもパンクには気を付けてください。そして、今回はパンクでしたが、空気圧が狂うと途端にペダリングを阻害し始めるという事実を確認できました。
ヴィーナスライン突入
おおよそ20kmを登り、ヴィーナスラインに合流です。
今まで他のサイクリストとは会うこともなく孤独なライドでしたが、ヴィーナスラインに入った途端何台も変態サイクリストがいて少し嬉しくなります。
ヴィーナスラインでは登っては下りを2回ほど繰り返し、最後高原美術館までの約5kmの激坂を制覇することでゴールになります。
標高が上がり、景色もひらけてくるところで絶景に感動しながら何度登っても感動できるものは変わらないと気持ちの高揚感を抑えながらの登頂となりました。
きっと世間の変態坂ばか・・・・いやサイクリストの皆さんもきっと同じ感覚だからこそクソめんどくさい登りをわざわざヒーこらいいあがら登るんだろうと思います。
そして、いよいよ目的地の美ヶ原高原美術館(の下のドライブイン)に到着です。
ここからの眺めは非常に素晴らしく、今までの坂の鬱憤が一気に晴れること請け合い!この報酬があるからこそ坂バカがいなくならない理由だと痛感します。
走り終えて
本当は上田方面に下り、千曲市を抜け家までのコースを考えていましたが家族も車で景色を見たいというので、上田市で合流してライドは終了です。閉めて約160kmとなりますが、そんなに疲れもなく1回目と比べても疲れ方が全然違ったので、ロードバイクにぼり始めて2年間という月日の成長が感じられました。
10月は1年で最後の気持ちの良い季節です。存分に自転車ライフを満喫したいと思います。
世間の変態・・・・サイクリストの皆さんも良い自転車ライフを!
蜂には気を付けましょう
暑い夏も過ぎいよいよ稲穂も垂れ、蕎麦の実が稔る季節へと移り変わってきました。
我が信濃町はそれなりに高地にある為猛暑日というのはほぼない状況ではあり、すでに気温が20度を下回る日の方が多くなってきております。
いよいよ半袖ジャージから長袖ジャージへとなっていくようです。
蜂も暴れる季節到来
さて、そんなサイクリングにはうってつけの季節になり颯爽と近隣をポタリングしていると気分も良くなりついつい距離も伸びてしまいますが、この時期は気持ちよく走っていると虫による特攻が避けて通れない状況になります。
特に気を付けたいのが「蜂」です。
歩いている時は蜂が警戒していると羽音がするので気づくのですが、自転車に乗っていると全く気づかないのが現状です。
ここ2週間ほどで2回も顔にハチの特攻を受けて、一回は足太物、2回目は耳を刺される始末。
たまたま足長蜂で毒性も弱く、アレルギーはまだないようなので大事には至っていませんが、これがスズメバチだったと思うと身の毛もよだつ気持ちです。
時に2回目は顔間近だったので尚更のこと・・・・
ことが向こうから勝手に特攻してくる事象なので、防ぎようがないことなのですが、刺された後はブルーになること請け合いですw
昆虫も最後のかき入れ時のため活発に活動をします。
ライダーの皆さんのみならず、普通に歩いている方も十分に気を付けてください。
・・・と取り留めもない記事ですみません。
近所の山をポタライドで楽しみます!
8月も過ぎ、9月に入り暑さも和らぐかと思いきや、和らぐ気配もなく、合わせて台風の到来と今年は本当に慌ただしい一年です。
台風9号と10号の合わせ技で、九州方面はかなり大変な状況ではないでしょうか?
まずはお見舞い申し上げ、1日も早く日常が戻ってくることを祈念いたします。
さて、9月に入り、そうは言っても我が信濃町付近は高地でもあることから朝晩は涼しく、さらに目の前にある山に登ればさらに涼しい環境がある非常に恵まれた地でございます。(夏限定)
そんなわけで、近所の山をポタライドします。
9月5日(土) 戸隠山ヒルクライム
今まではほとんど一人で登っていた戸隠ですが、今回はロードに目覚めかけている職場の同僚とのヒルクライムです。
同僚はまだ全部で800kmくらいしか走っていないため、まだまだ変態道には到達していませんが、登ってみたいと言うチャレンジングな精神があるので引き摺り込むにはもってこいの高低差の戸隠をチョイス
途中そばソフトなどの飴を用意しつつできるだけ話しながらの気軽なライドを心がけます。
途中奥社に入るところの奥社の茶屋でソフトクリームを食べることも計画済み。特にヒルクライムの場合はこうしたご褒美も必要なのです。
もっとも、一人で走る場合はほとんどよることはないんですけどね。
付け加えるならば、そばソフトはヒルクライムで疲れた体には非常に効果的で蕎麦の脂身と香ばしさ、ミルクの濃厚さが相まって非常に至福な時を過ごせます。
戸隠にお寄りの際には是非ご賞味ください!
そして、奥社の茶屋を出発し、少し上るとT字交差点を右に曲がり戸隠の名所である鏡池を目指します。
曲がってからは1km弱緩い坂を登りますが、さほど苦しくもなく池に到着します。
この日は風もあり、流石に鏡のように映り込みを期待はできませんでしたが、風光明媚な大自然の姿を堪能できるベストスポットであり、車ではなく自転車で登ってきたからこその達成感と自然との一体感を感じることができる空間です。
流石に観光客も多く、写真を撮影している人もいたので、自転車で陣取るのも申し訳ないと思い写真を撮って早々に鏡池を出発し、しばらく下りを堪能したのち、戸隠バードラインに合流、戸隠山の隣にある、北信五岳のうちの一つ飯縄山をぐるっと一周する道路で、森林の中を多少のアップダウンを経て再び信濃町に戻りました。
途中には大座法師池や霊仙寺湖などの観光スポットもあり、一周の距離も約50kmと自然を楽しみながらライドを楽しむにはちょうどいい距離感なので興味のある方は是非!(ガチ勢もトータル獲得標高が1000mとそれなりに楽しめますよ)
9月6日(日) 関・燕温泉郷ヒルクライム
いよいよ台風が九州に近づきつつあったこの日は、ちょっと早いフェーン現象なのか長野県、新潟県共に結構気温が上昇し、我が信濃町も30度近くまで気温が上がっていました。
そんな中でもやっぱり晴れていると自転車を乗りたくなるのが中毒者の性というもので、家族に変態呼ばわりされながらも自転車をスタンバイ!
そうは言ってもわざわざクソ暑い下界に下りる気にはなれず昨日は戸隠だったので、今度はもう一つ隣の山の妙高山に向かうことにしました。
黒姫山、戸隠山、飯縄山、斑尾山とこの妙高山を含めて北信五岳と呼ばれていて、五岳のうちこの妙高山だけが新潟県にあります。標高が一番高く、温泉も豊富にある地域で温泉がない信濃町としては非常に羨ましい環境の山です。
今回は、その妙高山の北側にある関燕温泉を目指します。
標高は1100mとそこまでは高くなりませんが、アップダウンがあり、相応に勾配がある道を登るため意外とクライマー的には美味しい山ではないでしょうか?(ちなみに、自分は重量級なので山は苦手ですが、暑いのはもっと苦手)
上の写真は、関温泉に向かう途中に撮影したものですが、見てくださいこの大自然。眼下には滝もありとても雄大な景色が楽しめます。
奥に見える建物があるところが関温泉で、燕温泉はさらにここから3kmほど上ったところにあります。
この写真を撮影したところまではそんなに勾配もなく、とても気持ちよく登ることができますが、この後関温泉に入ってからは勾配が6〜20パーセントの坂が続く区間となります。
急勾配を物語るグルーピングが施されたコンクリート舗装です。
全部ではありませんが下るのも大変な道ですw
今回は信濃町から赤倉を抜けてきたのでそんなに途中は大変ではありませんでしたが、妙高市からくる場合はこの坂を永遠10km近く登らなければならないため嫌になること間違いなしです。(自分も一回上りましたが、2度と登るまいと思いました。)
そして、こんな坂をしばらく登ること数kmで最後の目的地である燕温泉に到着です。
燕温泉は、まさしく秘境であり、丘陵地にある温泉地で隠れ温泉として有名です・・・・というほど秘境なのに何故か車がいっぱい。全くもって秘境らしからぬ盛況ぶりにコロナ禍ってなんですかと思われるほどの県外ナンバーばかりに「人って慣れるものなのね!」と感じた限りです。
本当なら、この上の温泉地を登って日本の滝100選にも上がっている惣滝でも眺めて行こうかと思ったのですが、こんな人が多い中で自転車を押して登るのは気がひけるので断念し下ることとしました。
もっとも、ここまで約30km弱なのでいつでも来れるという環境なのでなんとも思っていないの現実です。
都会の方って大変ですよねw
・・・とこんなことを思いつつある程度満足して山をおりました。
そして9月・・・
7月がほとんど雨で外に乗れない状況で、梅雨が明けたとたん猛暑で動きが制限される事態の極端な状況の中、9月は少しでも走りやすい気候へとなってもらえるようにお天道様にお願いしていますが、台風にコロナ・・・まだまだ気が抜けない状況に気が滅入りそうです。
しかし、引きこもってしまうことが1番の悪い状況になると思っているので、どんどんと外に出ることを心がけたいですね。
サイクリストの皆様もより良いサイクリングライフをお楽しみください!
乗鞍高原を娘と走る!
先日エントリしていた志賀高原ヒルクライムも中止とあり、今年走ろうかと思っていた大会のことごとくがなくなると言う事態・・・・来年は開催でいることを望むばかりです。
乗鞍高原にレッツゴー!
さて、8月15日に行ってきました。
「乗鞍高原」
天気も良さそうだったので朝家を出て松本まで。
今回は娘も一緒に走ります。
もちろん登りの度合いとかは一切伝えないと言うのはチャリダーあるあると言うことでw
結論から言います!
とても良いです!志賀高原、美ヶ原と近隣の山は登りましたが、車の通行の絶対数が違います。
これは一般車の通行規制がされているので当たり前なんですが、基本的にバスとタクシーとあと一部の普通車が通るだけです。
もっともバスについてはピストンなので結構の頻度で3〜4台連なって来ますが・・・・。
あと、道も総じて良い方です。もちろん悪いところもありますが、気持ちよく漕げました。
今回は初の乗鞍ヒルクライムだったのですが、娘に一緒に行くか?と聞いたところ「行ってみる」との反応・・・これは良いぞ!
もちろん先述のとおり上りだけとは伝えましたが、どのくらいとかの情報は出発するまで触れない方向でした・・・そのおかげで娘からは登りばっかりじゃん!と悪態をたくさんいただきましたよw
でも、それは事前に伝えてあったので問題なしということでw
乗鞍ヒルクライムスタートです。
さて、乗鞍高原の入り口まで車で到着しそこから走り出すわけですが、ここでスタート地点を誤る失敗
乗鞍休暇村で車を止めてしまい、実際に5kmくらい先まで入れたようでした。なので娘からはその事実を知ったあと余計に登らされたと文句の嵐が降り注ぎました。
実際、この5km意外と勾配もあり娘にはキツかったかもしれません。ごめん娘よ!
なので、実際の一般車進入禁止ゲートのもう一本手前のゲートからスタートです。
そして、一般車がビュンビュン通り過ぎる中娘からは「やっぱりもう少し上まで行けたじゃん」と文句を受けやっとのことで実際の進入禁止前のレストラン?に到着
すでに少し疲弊気味なのでここで少し休憩してから出発です。
すぐにそれなりの登りが始まりますが、木陰が多く気持ちよく登れます。娘もまだまだ元気です。
ただ、登りは景色を楽しむ余裕はないようで、黙々と文句を言いながら登ります。(←黙々とは言わないなぁ)
でも、弱音は吐かないところは偉いぞ娘!
速度は正直かなり遅いので他のローディの皆さんにどんどん抜かれていく状況の中、多少は娘も気を使ったらしく、「良いのかなぁ、こんな遅くて・・・」と言うので「人それぞれのペースがあるから気にする必要はないよ」と父親らしい言葉をかけます。
実際、娘はロードに乗り始めてまだ片手ちょっとくらいしか走っていない中での挑戦で、しかも登りが20kmも続くようなコースは未経験なので早く走れるわけもなく、こうして登っていること事態偉い!と父は目頭が熱くなりました。
位ケ原山荘到着
文句を言いながらもなんとか中腹の位ケ原山荘に到着。ここではある程度ゆっくり休み、高価な飲み物で喉を潤します。
特に娘にはしっかりと水分補給をさせます。
基本的にここまでは押すことなく登り切りました。娘よ本当に偉い!
そして、ここで約半分と伝えるとあからさまに嫌な顔をする娘。ここで待ってるか?と聞くとここまで来たなら上まで行きたいと立派な返事、根性を見せます。
そして足が冷えない程度に休憩をしたら出発です。
ここまで登ってくると気温もだいぶ下がって来て長く休憩すると体も冷えてしまうのでほどほどにします。
畳平の絶景
山荘からはあとはいきなりの急勾配区間に入り流石に娘も自転車をおり押すようになりました。
それでも前にすすことは諦めません。父は写真を撮るため押してくる娘を置いて先に進んでは戻っての繰り返しです。
そうこうしているうちに植生限界を過ぎ立木が低くなってくると眺めがぐんとよくなります。畳平では今まで登って来た道を振り返ることができるほどになって、テンションが上がりました。(娘はテンション下がり気味でしたが・・・・)
でも、ここまで来ればもうゴールが見て来ます。逆に結構上に見えるゴールが娘にはキツかったようですが、ここまで来たのならと必死に登ります。
ゴール手前公衆トイレちょっと前まで先に登り下の道を見渡せる位置で後から来る娘を見ていると必死に乗っては押してを繰り返し登ってくる姿がよくわかります。その姿を見てまたも涙腺が緩みそうになる父・・・・親バカです。
そして登頂・・・感想など
そして、いよいよ県境ゴールです。
上はかなりの風で最後くらいは乗ってゴールをしたかった娘も押し返されるような風に思わず降りて押してゴールとなりました。
それでも、必死に上がった娘を見て誰もいなければハグしてしまいそうな衝動に駆られてしまったのは親バカの性ですw
今回、冒頭にも書きましたが親子揃って初の乗鞍でしたが、多くのサイクリストが走っており、行き交う人みなさんがなんらかしらのアクションをしてくださいました。
娘も途中ローディの皆さんに温かい励ましのお声がけをいただき嬉しかったようですし、登る気力が出たと言っていました。
もちろんサイクリストだけでなく登山者の方も多くおられ、ほとんどの方がフレンドリーに接してくれたのがとても印象的でした。
娘は正直これほどの長い上りはもう嫌だと言っていますが、良い経験になったと思いますし、一つの自信につながったとか確信しています。
頂上では風も強く気温も低かったためあまり長くはいられませんでしたが、素晴らしい景色に癒されたのも確かです。
今回は娘に合わせた登りの速度だったのであまり疲れませんでしたが、今度はそれなりに攻めて登りたいと思っています。
・・・と言うか今度は乗鞍ヒルクライム参加したですね。
自分は重量級なので上りは苦手なのですが、やっぱり絶景と引き換えのヒルクライムは好きですね。
そんなわけで再度の挑戦を心に秘めて下りました。
乗鞍は経験して損はない場所です。まだの方は是非!
サングラス新調(OGK KABUTO 121PH)
なかなか晴れる日がないです。
最近の出だしはこんな文句ばかりです。あともう少しで梅雨も開けると信じ密かに物欲の波を爆進中です。(怖くて妻に言えません)
調光サングラスが欲しいのです!
今まで眼鏡店で常時のメガネと一緒に買ったスポーツ用サングラスを使用していましたが、その都度状況に合わせてレンズを交換するタイプでした。
ただ、ロングとなると色付きをつけていると日が沈んだ時やトンネルに入ったときに見えなくなってしまうことが多く、モノグサ太郎である自分がレンズを付け替えるなんてことはしなかったため非常にストレスになていたのは確かで、結局ほぼ透明なレンズをつけている状態でした。
サングラス自体は特に可もなく不可もなく使えていたのですが、そもそもこのサングラスを購入した時はまだ自転車を始めていなかったためスポーツをするときに使ええればいいや的な感じて購入したので少なからず「なんか違う」的なストレスはあったのも確かです。
もっとも、自分の場合視力が左右でかなり離れているためその強制も必要だったことから中にウルトラマンセブンの返信するときに使うような度入りの眼鏡をはめるタイプのこいつしかつけられなかったと言うのも理由にありましたが・・・・
しかし、最近は老眼も入り・・・・悲しい現実を受け止めると「なんか自転車乗るときにメガネいらなくね?」みたいな感じになり(そもそも左目は0.7あったので普通車もメガネなしで乗れます。)中にはめるウルトラマンセブンの変身メガネ(度付きレンズ)も傷だらけになってしまったのでつけないで走っていたんですが、何ら支障がなかったのでここは思い切っていいサングラスを手に入れようと物欲が湧き上がってきました。
何を買うのか悩むのです!
サングラスを新調する上での条件は次のとおり
・調光サングラスであること
・顔がでかいので大きめのサングラス
・ロードポジションでの視界を確保するためできるだけフレームの範囲が狭いこと
この3つでした。(後は予算的なことも・・・・)
そこでいろいろ調べていくうちに候補が3点に絞られました。
1点目は
オークリー の「EVZERO PATH」
[オークリー] サングラス 0OO9313 EVZERO PATH (A) 931306 MATTE WHITE 日本 38 (FREE サイズ)
- 発売日: 2019/09/13
- メディア: ウェア&シューズ
あまり暗くならないようですが、フレームがあまりなくて覆う範囲も大きいので良さげでした。
2点目は
100%の「PhotochromicLens」
こちらは特に良さそうだったんですが、如何せん販売の状況がいまいちよく分からない。
そして3点目は
OGK KABUTOの「121PH」
どれも捨てがたいところだったんですが、最終的には予算的なこととヘルメットがOGKKABUTOだったので121PHで落ち着きました。
早速密林で注文し、届いてからすぐに装着してみましたが、非常にいいです。
調光もいつの間にか変わっているような自然な感じで違和感がありません。またご覧のようにフレームも上が大きく開いているのでロードポジションでも十分な視界が確保できます。
個人的には買って正解でした。
調光サングラスはクセになるのです!
まだ一回しか着用していませんが、とても便利でこれからロングをたくさんしようと考えている自分にとってはとてもいい買い物だったと感じます。
物欲は概ね治ったので、いよいよ夏本番になりそうなので、乗りまくりたいですね。
あと、調光レンズは2〜3年程度で効力がなくなるそうなので、その時は前での2点から選んで比べてみるのもいいかもしれないです。