今年最後のヒルクライムは渋峠
信州の温かい時期はあっという間に過ぎ去りますw
渋峠へ!
さて、少し日が経ちましたが乗っていなかったわけでなく、単に書くほどのライドをしていないというだけのことです。
距離だけなら現在1月から1万キロを乗っていますが、最近3本ローラーを購入し乗ってみて、全く体感ができていなかったことを痛感しています。
そんなわけで、信州の温かい季節も過ぎこれから雪降る季節の到来となります。その前におう一度山に登ろうと思い職場の同僚と近間では1番のヒルクライムとなる渋峠に登ることにしました。
季節も10月下旬となると上は氷点下になるほどなので身支度は秋冬装備です。
自分は、渋峠の麓の山ノ内道の駅まで25km程度なので自走で向かいましたが同僚は道の駅まで車なので合流のためしばらく待ち。
太陽が降り注ぐとても気持ちの良い天気でこれからのライドが楽しみになります。(後で後悔しますw)
しかし、太陽の日差しが遮られるとひんやりとして肌寒い状態です。これから登るのが2100mのところで、今はおおよそ650mくらいなので、ここでここまで寒いと火が当たらなかったらどのくらい寒いのか・・・と少々心配になりました。
ヒルクライム開始!
そして、同僚が到着し、早速ヒルクライム開始!
登る距離はおおよそ27km、それなりのロングヒルクライムで、同僚はまだここまでの上りをやったことがないため少しゆっくり目に進みます・・・・と思ったら存外最初から結構飛ばす同僚「最初に飛ばすともたないよ・・・」と思いつつついていくとやっぱり2kmくらいで失速してました。
慣れていないとどうしてもはやる気持ちが先行してしまうのはよく分かりますし、自分もそうでしたw懐かしぃ!
渋峠は途中に緩いところがある他は概ね7〜10%の坂が20km続く結構長い坂です。個人的には乗鞍よりもきついイメージがあります。(乗鞍も松本駅からとかならきついでしょうけど)
山の中腹は紅葉も綺麗に映え何度か自転車を止めて絶景を楽しむことができます。自転車ならではん楽しみ方です。
実際、車はどこもかしこも混んでいて路駐状態があるほど、はっきり言って自転車を避けるよりも路駐を避けるほうが邪魔なのはいうまでもありません。
約10kmほど登ったところにあるループ橋からの眺めは本当に綺麗で、ここでゆっくりと景色を眺めることができない車は本当にかわいそうだなと感じます。(いや自分も車に乗りますし、車好きです。車には車のいいところがありますよ。)
ラストスパート!
そして、さらに10kmほど進み標高は1500mくらいのところ、熊の湯温泉で同僚を待つついでに一休み。
ふとこれからいく先を見上げるとなんか見慣れない山の色・・・・・「白い」・・・そうです、これからのぼる2000mのところは雪が降ったようなんです。
今日は、午後から天気が下り坂になるということなので、時間的に少々不安に感じながら同僚と合流して最後の7kmを進みます。
ここから7kmは勾配はやっぱり5〜10%の葛折りの坂を登るのですが、2000m付近になると植生限界を迎えるため遮るものがないため冷たい風が直に体に突き刺さります。
最初は横手山のドライブインで少し休む予定でしたが、観光客の車でごった返していたので同僚には悪いと思いましたがそのまま進むことにしました。
そして、横手山から約1.5kmを上り、国道最高地点に到着です。
新しいバイクになって初めての登頂でしたが、喜ぶよりも寒さをなんとかしたいという気持ちが先行し、感動も薄まってしまいました。それもそのはず頂上のドライブインにある時計を見ると0度になってる・・・
そりゃ、見る人見る人すごい好奇な目で見て行くわけだw
写真をとった後すぐにマイナス1度になったのはここだけの話ですが、同僚と話をして、ゆっくりするのは危険と判断して昼を済ませてすぐに降ることにしました。
まぁ、地獄の如く寒かったのはいうまでもありませんが・・・・
渋峠とか概ね2000mを超える山は10月になったらある程度冬支度をして登ることをみなさまには推奨いたします。
そして、下山して中野市の駅前でスウィーツを食べて腹を満たしましたが、疲れからか生クリームが胃を直撃して最後はちょっと気持ち悪くなったのはいうまでもありませんw
いや、美味しかったんですよ!
歳を感じてここでもショックを受けるアラフィフ親父でしたw
さて、いよいよ乗れる時間も限られてきました。
今後は家乗りが多くなってストレスがたまる時期の到来です。
できるだけ晴れた日は乗るようにしたいですね。