近所の山をポタライドで楽しみます!
8月も過ぎ、9月に入り暑さも和らぐかと思いきや、和らぐ気配もなく、合わせて台風の到来と今年は本当に慌ただしい一年です。
台風9号と10号の合わせ技で、九州方面はかなり大変な状況ではないでしょうか?
まずはお見舞い申し上げ、1日も早く日常が戻ってくることを祈念いたします。
さて、9月に入り、そうは言っても我が信濃町付近は高地でもあることから朝晩は涼しく、さらに目の前にある山に登ればさらに涼しい環境がある非常に恵まれた地でございます。(夏限定)
そんなわけで、近所の山をポタライドします。
9月5日(土) 戸隠山ヒルクライム
今まではほとんど一人で登っていた戸隠ですが、今回はロードに目覚めかけている職場の同僚とのヒルクライムです。
同僚はまだ全部で800kmくらいしか走っていないため、まだまだ変態道には到達していませんが、登ってみたいと言うチャレンジングな精神があるので引き摺り込むにはもってこいの高低差の戸隠をチョイス
途中そばソフトなどの飴を用意しつつできるだけ話しながらの気軽なライドを心がけます。
途中奥社に入るところの奥社の茶屋でソフトクリームを食べることも計画済み。特にヒルクライムの場合はこうしたご褒美も必要なのです。
もっとも、一人で走る場合はほとんどよることはないんですけどね。
付け加えるならば、そばソフトはヒルクライムで疲れた体には非常に効果的で蕎麦の脂身と香ばしさ、ミルクの濃厚さが相まって非常に至福な時を過ごせます。
戸隠にお寄りの際には是非ご賞味ください!
そして、奥社の茶屋を出発し、少し上るとT字交差点を右に曲がり戸隠の名所である鏡池を目指します。
曲がってからは1km弱緩い坂を登りますが、さほど苦しくもなく池に到着します。
この日は風もあり、流石に鏡のように映り込みを期待はできませんでしたが、風光明媚な大自然の姿を堪能できるベストスポットであり、車ではなく自転車で登ってきたからこその達成感と自然との一体感を感じることができる空間です。
流石に観光客も多く、写真を撮影している人もいたので、自転車で陣取るのも申し訳ないと思い写真を撮って早々に鏡池を出発し、しばらく下りを堪能したのち、戸隠バードラインに合流、戸隠山の隣にある、北信五岳のうちの一つ飯縄山をぐるっと一周する道路で、森林の中を多少のアップダウンを経て再び信濃町に戻りました。
途中には大座法師池や霊仙寺湖などの観光スポットもあり、一周の距離も約50kmと自然を楽しみながらライドを楽しむにはちょうどいい距離感なので興味のある方は是非!(ガチ勢もトータル獲得標高が1000mとそれなりに楽しめますよ)
9月6日(日) 関・燕温泉郷ヒルクライム
いよいよ台風が九州に近づきつつあったこの日は、ちょっと早いフェーン現象なのか長野県、新潟県共に結構気温が上昇し、我が信濃町も30度近くまで気温が上がっていました。
そんな中でもやっぱり晴れていると自転車を乗りたくなるのが中毒者の性というもので、家族に変態呼ばわりされながらも自転車をスタンバイ!
そうは言ってもわざわざクソ暑い下界に下りる気にはなれず昨日は戸隠だったので、今度はもう一つ隣の山の妙高山に向かうことにしました。
黒姫山、戸隠山、飯縄山、斑尾山とこの妙高山を含めて北信五岳と呼ばれていて、五岳のうちこの妙高山だけが新潟県にあります。標高が一番高く、温泉も豊富にある地域で温泉がない信濃町としては非常に羨ましい環境の山です。
今回は、その妙高山の北側にある関燕温泉を目指します。
標高は1100mとそこまでは高くなりませんが、アップダウンがあり、相応に勾配がある道を登るため意外とクライマー的には美味しい山ではないでしょうか?(ちなみに、自分は重量級なので山は苦手ですが、暑いのはもっと苦手)
上の写真は、関温泉に向かう途中に撮影したものですが、見てくださいこの大自然。眼下には滝もありとても雄大な景色が楽しめます。
奥に見える建物があるところが関温泉で、燕温泉はさらにここから3kmほど上ったところにあります。
この写真を撮影したところまではそんなに勾配もなく、とても気持ちよく登ることができますが、この後関温泉に入ってからは勾配が6〜20パーセントの坂が続く区間となります。
急勾配を物語るグルーピングが施されたコンクリート舗装です。
全部ではありませんが下るのも大変な道ですw
今回は信濃町から赤倉を抜けてきたのでそんなに途中は大変ではありませんでしたが、妙高市からくる場合はこの坂を永遠10km近く登らなければならないため嫌になること間違いなしです。(自分も一回上りましたが、2度と登るまいと思いました。)
そして、こんな坂をしばらく登ること数kmで最後の目的地である燕温泉に到着です。
燕温泉は、まさしく秘境であり、丘陵地にある温泉地で隠れ温泉として有名です・・・・というほど秘境なのに何故か車がいっぱい。全くもって秘境らしからぬ盛況ぶりにコロナ禍ってなんですかと思われるほどの県外ナンバーばかりに「人って慣れるものなのね!」と感じた限りです。
本当なら、この上の温泉地を登って日本の滝100選にも上がっている惣滝でも眺めて行こうかと思ったのですが、こんな人が多い中で自転車を押して登るのは気がひけるので断念し下ることとしました。
もっとも、ここまで約30km弱なのでいつでも来れるという環境なのでなんとも思っていないの現実です。
都会の方って大変ですよねw
・・・とこんなことを思いつつある程度満足して山をおりました。
そして9月・・・
7月がほとんど雨で外に乗れない状況で、梅雨が明けたとたん猛暑で動きが制限される事態の極端な状況の中、9月は少しでも走りやすい気候へとなってもらえるようにお天道様にお願いしていますが、台風にコロナ・・・まだまだ気が抜けない状況に気が滅入りそうです。
しかし、引きこもってしまうことが1番の悪い状況になると思っているので、どんどんと外に出ることを心がけたいですね。
サイクリストの皆様もより良いサイクリングライフをお楽しみください!