tetutaka’s diary

ロードバイクを楽しむ

乗鞍高原を娘と走る!

先日エントリしていた志賀高原ヒルクライムも中止とあり、今年走ろうかと思っていた大会のことごとくがなくなると言う事態・・・・来年は開催でいることを望むばかりです。

 

乗鞍高原にレッツゴー!

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さて、8月15日に行ってきました。

「乗鞍高原」

 

天気も良さそうだったので朝家を出て松本まで。

今回は娘も一緒に走ります。

 

もちろん登りの度合いとかは一切伝えないと言うのはチャリダーあるあると言うことでw

 

結論から言います!

とても良いです!志賀高原、美ヶ原と近隣の山は登りましたが、車の通行の絶対数が違います。

これは一般車の通行規制がされているので当たり前なんですが、基本的にバスとタクシーとあと一部の普通車が通るだけです。

もっともバスについてはピストンなので結構の頻度で3〜4台連なって来ますが・・・・。

 

あと、道も総じて良い方です。もちろん悪いところもありますが、気持ちよく漕げました。

 

今回は初の乗鞍ヒルクライムだったのですが、娘に一緒に行くか?と聞いたところ「行ってみる」との反応・・・これは良いぞ!

もちろん先述のとおり上りだけとは伝えましたが、どのくらいとかの情報は出発するまで触れない方向でした・・・そのおかげで娘からは登りばっかりじゃん!と悪態をたくさんいただきましたよw

でも、それは事前に伝えてあったので問題なしということでw

乗鞍ヒルクライムスタートです。

さて、乗鞍高原の入り口まで車で到着しそこから走り出すわけですが、ここでスタート地点を誤る失敗

乗鞍休暇村で車を止めてしまい、実際に5kmくらい先まで入れたようでした。なので娘からはその事実を知ったあと余計に登らされたと文句の嵐が降り注ぎました。

実際、この5km意外と勾配もあり娘にはキツかったかもしれません。ごめん娘よ!

なので、実際の一般車進入禁止ゲートのもう一本手前のゲートからスタートです。

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一般車両進入禁止ゲートの一本したのゲートからスタート!

そして、一般車がビュンビュン通り過ぎる中娘からは「やっぱりもう少し上まで行けたじゃん」と文句を受けやっとのことで実際の進入禁止前のレストラン?に到着

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イクラックもあってサイクリストに優しいですねw

すでに少し疲弊気味なのでここで少し休憩してから出発です。

すぐにそれなりの登りが始まりますが、木陰が多く気持ちよく登れます。娘もまだまだ元気です。

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道路も開けるところもあってすでに景色が良い状態です。

ただ、登りは景色を楽しむ余裕はないようで、黙々と文句を言いながら登ります。(←黙々とは言わないなぁ)

でも、弱音は吐かないところは偉いぞ娘!

速度は正直かなり遅いので他のローディの皆さんにどんどん抜かれていく状況の中、多少は娘も気を使ったらしく、「良いのかなぁ、こんな遅くて・・・」と言うので「人それぞれのペースがあるから気にする必要はないよ」と父親らしい言葉をかけます。

実際、娘はロードに乗り始めてまだ片手ちょっとくらいしか走っていない中での挑戦で、しかも登りが20kmも続くようなコースは未経験なので早く走れるわけもなく、こうして登っていること事態偉い!と父は目頭が熱くなりました。

 

位ケ原山荘到着

文句を言いながらもなんとか中腹の位ケ原山荘に到着。ここではある程度ゆっくり休み、高価な飲み物で喉を潤します。

特に娘にはしっかりと水分補給をさせます。

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山荘で暫しの休憩

基本的にここまでは押すことなく登り切りました。娘よ本当に偉い!

そして、ここで約半分と伝えるとあからさまに嫌な顔をする娘。ここで待ってるか?と聞くとここまで来たなら上まで行きたいと立派な返事、根性を見せます。

そして足が冷えない程度に休憩をしたら出発です。

ここまで登ってくると気温もだいぶ下がって来て長く休憩すると体も冷えてしまうのでほどほどにします。

畳平の絶景

山荘からはあとはいきなりの急勾配区間に入り流石に娘も自転車をおり押すようになりました。

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乗っては降りての繰り返しで登ります。

それでも前にすすことは諦めません。父は写真を撮るため押してくる娘を置いて先に進んでは戻っての繰り返しです。

そうこうしているうちに植生限界を過ぎ立木が低くなってくると眺めがぐんとよくなります。畳平では今まで登って来た道を振り返ることができるほどになって、テンションが上がりました。(娘はテンション下がり気味でしたが・・・・)

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でも、ここまで来ればもうゴールが見て来ます。逆に結構上に見えるゴールが娘にはキツかったようですが、ここまで来たのならと必死に登ります。

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ゴール手前公衆トイレちょっと前まで先に登り下の道を見渡せる位置で後から来る娘を見ていると必死に乗っては押してを繰り返し登ってくる姿がよくわかります。その姿を見てまたも涙腺が緩みそうになる父・・・・親バカです。

そして登頂・・・感想など

そして、いよいよ県境ゴールです。

上はかなりの風で最後くらいは乗ってゴールをしたかった娘も押し返されるような風に思わず降りて押してゴールとなりました。

それでも、必死に上がった娘を見て誰もいなければハグしてしまいそうな衝動に駆られてしまったのは親バカの性ですw

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娘のゴール前に写真をパチリ

今回、冒頭にも書きましたが親子揃って初の乗鞍でしたが、多くのサイクリストが走っており、行き交う人みなさんがなんらかしらのアクションをしてくださいました。

娘も途中ローディの皆さんに温かい励ましのお声がけをいただき嬉しかったようですし、登る気力が出たと言っていました。

もちろんサイクリストだけでなく登山者の方も多くおられ、ほとんどの方がフレンドリーに接してくれたのがとても印象的でした。

娘は正直これほどの長い上りはもう嫌だと言っていますが、良い経験になったと思いますし、一つの自信につながったとか確信しています。

頂上では風も強く気温も低かったためあまり長くはいられませんでしたが、素晴らしい景色に癒されたのも確かです。

今回は娘に合わせた登りの速度だったのであまり疲れませんでしたが、今度はそれなりに攻めて登りたいと思っています。

・・・と言うか今度は乗鞍ヒルクライム参加したですね。

自分は重量級なので上りは苦手なのですが、やっぱり絶景と引き換えのヒルクライムは好きですね。

そんなわけで再度の挑戦を心に秘めて下りました。

乗鞍は経験して損はない場所です。まだの方は是非!

 

 

 

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