tetutaka’s diary

ロードバイクを楽しむ

国道19号経由から美ヶ原高原美術館を巡る

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 ようやく暑さも和らいだかと思ったら、一気に気温が一桁まで下がっていくと言う山の宿命

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、この季節になると寒暖差が激しくなり体調を崩しやすくなります。

また、自転車に乗るにも服装に悩む時期でもあります。

特に巨漢な男にとっては着る服も限られ世知辛い自転車世界の洗礼を受ける時期にもなります。(自分のせいですがw)

そうは言っても暑さに弱い自分にとっては動きやすい時期であるのは確かです。ニューバイクになり、近隣は走ったものの本格的なロングをあまりやっていなかったのも確かだったのでこの時期を待って実行です。

国道19号から松本城を見て、アゼリアラインを登る

昨年までは日本海方面の道路主に走りましたが、今年はどちらかと言うと内陸方面・・・長野県中部方面を走ることにし、第1段として国道19号から松本城をかすめ美ヶ原を抜けるルートを走ります。

午前4時30分頃信濃町を出発し、国道19号を南下、松本城までの約100kmを約3時間30分(休憩込みで約4時間弱)で走り抜けます。

土曜の早朝ということもあり交通量も少なく非常に快適なライドにこれからの地獄のような坂を味わうことなど予想もしませんでした。(いや知っていましたが)

松本城で少し休憩し、そこからアゼリアライン(だっけ?)に入り、ウィーナスラインを目指しますが、松本城から約30km以上登りとなる過酷な状況、世間の坂ばか(変態)連中なら懸垂ものなんでしょうが、重量級の男にとっては修行のほか何者でもありません。

特に国道19号を平均で30km弱、上り以外では40km近くで進んできた男にとってはこれからの失速は耐えがたい状況・・・・のはずなのにのぼりを選ぶのは信州育ちの性なんでしょうか?

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はい、目の前はもう壁だけです。

ヘアピンを過ぎると楽になると言い聞かせながら、何度も裏切られ、そして目の前に続く坂に精神をズタボロにされます。

結局途中で足をつき休んだんですが、自慢ではないですが、大抵は足つきはない中で、今回は特に足への疲労というか前に進まない抵抗のようなものを感じながらペダルを漕いでいました。そして足つきして休憩し、心が折れかかったところで、重く感じていた理由が分かったんです。

「スローパンク」

いろいろなところで書かれたりしているんですが、後輪がまさしくこれを起こしていました。

足をついて休み、さて出発と思ったところで気づきました。

そう言えばガンガン進んでいる時に道路の段差で少し嫌な音がした時がったので多分その時にリム打ちをしたのかと思います。

空気圧がなくなってきてからのヒルクライムだったので、思ったように進まなかったんですね。

早速チューブを交換し再出発したところ、パンク修理で休んだこともありますが、かなり楽になりました。

世間の坂ばかの皆さんもロングを楽しむ変態の皆さんもパンクには気を付けてください。そして、今回はパンクでしたが、空気圧が狂うと途端にペダリングを阻害し始めるという事実を確認できました。

ヴィーナスライン突入

おおよそ20kmを登り、ヴィーナスラインに合流です。

今まで他のサイクリストとは会うこともなく孤独なライドでしたが、ヴィーナスラインに入った途端何台も変態サイクリストがいて少し嬉しくなります。

ヴィーナスラインでは登っては下りを2回ほど繰り返し、最後高原美術館までの約5kmの激坂を制覇することでゴールになります。

標高が上がり、景色もひらけてくるところで絶景に感動しながら何度登っても感動できるものは変わらないと気持ちの高揚感を抑えながらの登頂となりました。

きっと世間の変態坂ばか・・・・いやサイクリストの皆さんもきっと同じ感覚だからこそクソめんどくさい登りをわざわざヒーこらいいあがら登るんだろうと思います。

そして、いよいよ目的地の美ヶ原高原美術館(の下のドライブイン)に到着です。

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ここからの眺めは非常に素晴らしく、今までの坂の鬱憤が一気に晴れること請け合い!この報酬があるからこそ坂バカがいなくならない理由だと痛感します。

走り終えて

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本当は上田方面に下り、千曲市を抜け家までのコースを考えていましたが家族も車で景色を見たいというので、上田市で合流してライドは終了です。閉めて約160kmとなりますが、そんなに疲れもなく1回目と比べても疲れ方が全然違ったので、ロードバイクにぼり始めて2年間という月日の成長が感じられました。

 

10月は1年で最後の気持ちの良い季節です。存分に自転車ライフを満喫したいと思います。

世間の変態・・・・サイクリストの皆さんも良い自転車ライフを!

 

 

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